初の投げ釣りタックルで「未知なる領域へのキャスト」 in浜詰サーフ

釣行記 2017

先日購入したタックル サーフランダー365DXサーフリーダーCI4+ のデビュー戦に行ってきました。

場所はいつもの丹後の浜詰海岸です。

使用タックルはもちろん【サーフランダー】と【サーフリーダー】で、ラインはPEライン【よつあみのパワージーニススリム0.6号】に、力糸はまずは無難に市販のナイロン力糸をセット。
自作のPEテーパーラインも用意してきたので、余裕があればそちらも試してみよううかなと・・・。

天秤は最初なので軽めの20号 富士工業のKAISO天秤をセットしました。
ガイドで有名なあの富士工業ですね。

今までキス釣りと言えばルアーロッドで70m程度投げるだけだったので、探れる距離はそれ未満でしたが、今日は専用タックルで6色ぐらい投げて5色4色3色を探っていく本格的な投げ釣りです。

 

浜に出てみるといつものベタ凪と違いこの日はやや波が立ってました。

夕日ヶ浦方面、やや波が立ってます。

浜詰から西側

ただ多少波っ気があった方がキスも良い時があると思いますので、この程度なら問題無いかと思いますが、それよりも前日の雨の影響で足元に藻が多く、底が荒れてたのがちょっとどうかなと・・・。

これは釣果的には微妙になりそうな気配が漂ってましたが、今日は投げ釣りタックルを振り回す事が目的なので釣果は二の次です。

 

さて実際にタックルを持って構えてみると・・・

やはり普段ルアーロッドでしか投げてないと凄い違和感があります・・・w

グリップエンドからリールシートまでの距離が全く違うので、この状態から投げるんですか?っていう・・・キャスト前の体勢に対する違和感ですよね。。。そこをまず感じました・・・。

逆にタックルの「重さ」に対する違和感は特に感じませんでした。

自分はショアジギングもちょこっとやるのですが、ロッドとリールの合計重量だと今使っているショアジギングタックルの方が重くなります。

サーフランダー365DXにサーフリーダーの30だと、投げ釣りタックルとしてはライトな部類に入るので、

サーフランダー365DX→「355g」 サーフリーダーCI4+30→「355g」

で、合計すると700gです。

自分が持っているショアジギングタックルは

マンビカ100XH→「275g」 PENNのバトル2 6000番→「626g」

で、合計901gと、むしろ投げ釣りタックルの方が軽いワケで。。。(このショアジギングタックルのバランスもどうかと思うが・・・w)

 

一応初心者なりに投げ釣りでのキャストの基本中の基本ぐらいは把握しているつもりなので、それを踏まえていよいよ実際に投げてみます。

未だかつて出会ったことの無い4色以上先のキスとコンタクトを取るべく、未知なる領域へのキャストです。(大げさすぎw)

 

しかしここでまたしても違和感発生

普通、サーフで足場に障害物が少ないフィールドでの投げ釣りなら、天秤を地面に置いた状態からキャストモーションに入ります。
(V字投法とかスリークウォーターとか呼ばれてるヤツですね。)

この「地面に置いた状態からキャストに入る」のがルアーマンには凄い抵抗がありますw

それに、キャストに入る前に指にかけたラインからオモリまでのラインがたるんでしまっては宜しく無いワケで、オモリを地面に置いた状態でラインをピンと張らす事に苦戦するという事態に陥りました。
ラインを張らせるために体を動かして調整するのですが、ちょこちょこ動きすぎっていう・・・w

「ちょ、ちょっと待ってくれ(汗)」と言うことで、とりあえずオモリを地面に置かず、後ろにぶら下げた状態からまず投げてみました。

投げ釣り専用タックルならばこの状態からのキャストでもルアーロッドよりは遥かに飛んでいくはず。

 

シュパッ!・・・と投げまして・・・・

 

えーっと・・・どこまで飛んだかな?・・・

着底後、糸ふけを取って・・・ラインは赤色だから・・・3色目・・・

え??・・・3色を出し切っていない・・・・・

てことは、65mぐらい??・・・力糸と合わせて、75mぐらい??・・・・。

と・・・飛ばない・・・・・

そう、飛ばない

 

どう考えてもキャストの腕の問題です。投法の問題ではありません。

もちろん「ぶら下げ投法」は飛距離は望めません。
ですが、それでも投げ釣り経験者が投げれば75mしか飛ばないなんて事はないハズ(イヤこんなモンなのかな?)

そもそも飛距離以前に、ロッドを振れていない。

 

この時、冒頭での言葉が走馬灯のように頭を駆け巡りました。

「今日は専用タックルで6色ぐらい投げて5色4色3色を探っていく本格的な投げ釣り」

「未だかつて出会ったことの無い4色以上先のキスとコンタクトを取るべく未知なる領域へのキャスト」

 

妄想とは恐ろしいものです。

当たり前のように考えていた理想は、当然のようにあっさりと打ち砕かれたのでした。(そりゃーそんなに甘くねーわなー)

 

しかししばらく続けていく内に少しずつタックルにも慣れてきて、4色目の半ばぐらいまでは飛ぶようにはなりましたが、それにしたって飛んで無さ過ぎですw

そう言えば自作のPEテーパーラインも試してみましたが、まぁこれに関してはトラブルも無く飛距離もやや伸びて「成功」と言えるでしょう。
今後は何かトラブルでも無い限りPEテーパーオンリーになると思います。

とにかく今はもうPEテーパーがどうとかそんな場合じゃありません。
次回からは動画撮影して自分のフォームをチェックしてみたいと思います。

そもそも投げ釣りをやってみたくなった一番の理由は、飛びさえすれば何でもいいやっていう「飛距離重視」では無くて、日置さんのような

「綺麗なキャストフォームで投げたい」

ってのが一番の理由でして・・・。
そういう事ならなおさら動画撮影してキャストフォームのチェックが必須ですもんね・・・。

 

あ、ちなみに釣果の方は・・・・。

小型のキス3連掛け

3連ですけど、小型です・・・。

ず~っと小型メインの一日でした・・・。良いサイズのキスがなかなか来ないなぁ~・・・。

よーし、次回は撮影してみよう・・・。

ではでは。